小田原から沼津港へは、電車なら小田原駅から沼津駅まで44分、そこからバスで230円(JRの運賃はJRの公式サイトでご確認ください)で着きます。乗り換えは熱海で1回、沼津駅では南口1番のりばに出るだけです。車なら箱根新道で箱根を越えて向かい(所要時間は地図アプリでご確認ください)、港には無料と有料の駐車場があります。
同じ海の町でも、沼津港には魚市場に隣り合う食堂街、深海魚だけの水族館、水門の上の展望台と、小田原には無いものがそろっています。小田原や箱根に泊まった翌日に、日帰りで回る前提で道筋をまとめます。
結論:電車と路線バスの組み合わせがいちばん楽
小田原から沼津港へ向かう人の多くは、まず沼津駅へ出てからバスに乗ります。駅探の検索(2026年10月10日時点)では、小田原駅から沼津駅はJR東海道線で44分・乗り換え1回です。JRの運賃はJRの公式サイトでご確認ください。
| 手段 | 小田原から沼津駅 | 沼津駅から港 | 合計の目安 |
|---|---|---|---|
| 電車+バス | JR東海道線で44分(運賃はJRの公式サイトでご確認ください) | バス・230円 | JR運賃+230円 |
| 電車+徒歩 | JR東海道線で44分(運賃はJRの公式サイトでご確認ください) | 徒歩・0円 | JR運賃のみ |
| 車(箱根新道) | 沼津市街まで(所要時間は地図アプリでご確認ください) | 港の駐車場へ直接 | 道路状況しだい+駐車料金 |
車は箱根の峠を越えるため、冬の朝や雨の日は電車のほうが読みやすい道筋です。小田原と港の間を往復するだけなら、バスの運賃は往復460円で済みます。
電車で向かう道筋:熱海で乗り換えて沼津駅へ
小田原駅からJR東海道線の熱海方面に乗り、熱海駅で沼津方面の列車に乗り換えます。小田原から沼津まで、乗っている時間はあわせて40分台です。
熱海は、JR東日本とJR東海の境目の駅です。鉄道コムによると、2026年3月のダイヤ改正で小田原方面から沼津まで通しで走る普通列車は減り、基本は熱海で乗り換えになりました。熱海で降りたら、同じ東海道線の「沼津・静岡方面」の案内を追えば迷いません。
乗り換えで迷いやすい点は2つあります。
- 熱海駅では沼津方面の列車が出るホームが小田原方面と違うので、案内表示で「沼津・三島方面」を確かめてから移動する
- 小田原→新松田→御殿場線まわりの道筋も検索に出るが、こちらは1時間50分以上かかる。熱海まわりを選ぶ
ICカードは小田原から沼津まで通しで使え、切符を買い直す必要はありません。運賃はJRの公式サイトでご確認ください。
車で向かう道筋:箱根越えか海沿いか
小田原から車で沼津へは、大きく2つの道筋があります。
| 道筋 | 通る道 | 特徴 |
|---|---|---|
| 箱根越え | 国道1号・箱根新道→箱根峠→三島→沼津 | 距離が短く、箱根新道は無料。冬は凍結に注意 |
| 海沿い | 国道135号で熱海→熱函道路で函南→沼津 | 峠の標高が低め。熱海の市街地で混みやすい |
箱根新道は国土交通省の管理で、2011年7月26日から恒久的に無料です。箱根峠は標高が高く、冬は路面凍結の注意が出ます。
港まわりで車を停めるときの考え方は「無料は小さく、有料は大きい」です。びゅうお専用駐車場と港口公園駐車場はどちらも無料ですが、土日祝の昼は空きを待つ列になりやすい場所です。ぬまづみなとパーキングは大きな有料駐車場で、まずここに入れて歩くほうが時間を読めます。みなと新鮮館と沼津魚市場INOの駐車場は施設の利用者向けです。
沼津駅から港までの動き方:バスか徒歩か
沼津駅に着いたら南口に出ます。沼津港行きのバスは南口1番のりばから、伊豆箱根バスと東海バスの2社が出ています。
| 会社 | 運賃 | 所要 | 本数(2026年4月1日改正) |
|---|---|---|---|
| 伊豆箱根バス(沼津港・御用邸記念公園線) | 230円 | 14分 | 平日26本・土日祝35本 |
| 東海バス(N45・千本浜公園経由) | 230円 | 10分 | 平日5本・土日祝11本 |
運賃は2社とも230円です。東海バスは2026年10月1日の改定で200円から230円になり、伊豆箱根バスは2026年7月1日から230円で、10月1日の変更対象には沼津駅〜沼津港は入っていません(伊豆箱根バスのお知らせによる)。
本数が多いのは伊豆箱根バスです。伊豆箱根バスの時刻表(2026年4月1日改正)では、沼津駅発の始発は平日7時10分・土日祝7時30分、港発の最終は平日18時24分・土日祝18時54分です。東海バスは港発の最終が土日祝でも16時3分なので、夕方は伊豆箱根バスだけだと考えておくと安全です。
徒歩なら沼津駅南口からみなと新鮮館まで歩いて行けます。荷物が少なく天気がよければ歩けますが、帰りは魚や干物を持つことが多いので、行きは歩き・帰りはバスの組み合わせが現実的です。
帰りの便を先に確かめておく理由は、港の停留所で時刻表を見てから「次は30分後」と分かると、その30分が丸ごと無駄になるからです。港に着いたら、帰りに乗る便を2つ候補に決めてから店に入ります。
1日乗車券「わくわくワンデーバスチケット」は、三島市・沼津市・清水町・長泉町の指定路線が乗り放題です。料金は東海バスの公式サイトでご確認ください。駅と港の往復だけなら460円です。
小田原・箱根の旅と組み合わせる日程
小田原や箱根に泊まった人が、翌日に沼津港を日帰りで回るときの組み立てです。港の食堂街は昼過ぎに閉まる店が多いので、午前中に港へ着くことがいちばん大事です。
| 時刻 | 動き |
|---|---|
| 8時台 | 小田原駅を出発(熱海で乗り換え) |
| 9時前後 | 沼津駅着。南口1番のりばへ |
| 9時10分 | 伊豆箱根バスで港へ(平日・土日祝とも9時10分発がある) |
| 9時24分 | 沼津港着。魚市場まわりを歩く |
| 10時 | 深海水族館(開館10時)へ |
| 12時前 | 食堂街で昼ごはん |
| 14時 | びゅうおの展望台へ(木曜は14時で閉まる) |
| 15〜16時 | バスで沼津駅へ。小田原には17時前後に戻れる |
箱根の芦ノ湖側に泊まった人は、小田原に戻らずに三島へ抜ける手もあります。東海バスの運賃表(2026年10月1日改定)では三島駅〜元箱根港が1,470円で、三島駅から沼津駅はJRで1駅です。
沼津港から箱根へ戻る場合も同じ道筋を逆にたどれます。小田原に戻るのが夕方になるなら、沼津駅で17時台のバスから電車に乗り継げば、小田原着は18時台です。
小田原にはない沼津港の楽しみ
小田原にも漁港と市場はありますが、沼津港には次の3つがまとまっています。
魚市場の朝の空気
沼津魚市場INOは港の中心にあり、2階に食堂があります。港には朝6時台から開く海鮮の食堂もあり、朝ごはんを港で食べてから回り始められるのが沼津港の特徴です。沼津港はなぜ観光地になったのかで、市場と食堂街が育った流れを書いています。
深海水族館
沼津港深海水族館は深海生物と冷凍シーラカンスを見せる施設で、公式サイトによると入館料は大人2,200円・小中学生1,200円・4歳以上600円です。営業は10時から18時で、入館は閉館30分前までです。年中無休ですが、1月に保守点検の休みがあります。周辺の店は沼津港・深海水族館周辺の食べ歩きガイドにまとめています。
展望水門びゅうお
びゅうおは津波対策の水門で、展望施設が付いています。公式サイトによると入場料は大人300円・小中学生150円、営業は10時から20時で、木曜だけ14時までです。富士山と駿河湾を一度に見られる場所で、なぜ建てられたのかを知ってから上ると見え方が変わります。
料金・営業時間・アクセス
※ 赤いピンが沼津港(港八十三番地)、青い枠がJR沼津駅です。 地図は指やマウスで動かせます。左上の「+」「−」で拡大・縮小できます。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 小田原駅→沼津駅 | JR東海道線 44分(熱海乗り換え1回・運賃はJRの公式サイトでご確認ください) |
| 沼津駅→沼津港(バス) | 南口1番のりば・230円(伊豆箱根バス・東海バス) |
| 沼津駅→沼津港(徒歩) | 徒歩圏内(目安は現地の案内でご確認ください) |
| 沼津駅発の始発バス | 平日7時10分・土日祝7時30分(伊豆箱根バス) |
| 沼津港発の最終バス | 平日18時24分・土日祝18時54分(伊豆箱根バス) |
| 1日乗車券 | わくわくワンデーバスチケット(料金は東海バスの公式サイトでご確認ください) |
| 車 | 箱根新道(無料)経由(所要時間は地図アプリでご確認ください) |
| 駐車場 | びゅうお・港口公園(無料)/ぬまづみなとパーキング(有料)。台数は現地の案内でご確認ください |
| 深海水族館 | 10時〜18時・大人2,200円 |
| びゅうお | 10時〜20時(木曜14時まで)・大人300円 |
運賃・料金はいずれも2026年10月10日時点に各社の案内で確かめた数字です。

